ただの日記
休みの日、晴れた朝、いつも私は
何だって出来そうな気がする。
だから今日は、パン生地を仕込んでいる間に布団干しと衣替えをして、焼いている間に冬服を洗って、しかも掃除機までかけられた。
セーターを手洗いしていた時。
すすぐのに疲れて柔軟剤をサボろうとしたけど、
「いや!あかん!後悔するから頑張ろう!」と思えたのも、
あまりにも気持ち良さそうな春の陽気が、むんむんと窓から侵入してきていたからだと思う。
いつもなら気にしてしまうパンの膨らみがイマイチだったことも、
「失敗は、成功の元!味はいける!次に生かそう!」と思えた。
春のあたたかさは、人をほっとさせる。
まぁいっか、って思わせてしまう。
そして、ちょっくら頑張るか、と張り切らせる。
私は基本的に晴れた午前中が好きすぎて、
今日はなんやかんやで5回庭に出た。
2階のベランダに干した布団に顔をあてて
「光合成〜」とか言ってみたりもした。
ただどうにも、春の天気の変わりやすさに左右されてしまって
曇りがちの天気になると私はすっかり元気を失う。
気分転換に窓を開けて、
取り込んだところの布団に寝転んで本を読んだ。
時々、人が生活する音や鳥の鳴き声が聞こえる、静かで、平和で、しあわせな時間。
住み慣れた家で、ひとりの時間を味わう
最近すっかりお気に入りになった休日の過ごし方です。
でも、これがしあわせに感じるのは
家族が帰ってくると分かっているからだと、
重々承知しております。