ハレノヒ
今日はほんのちょっとだけ
いつもより仕事がうまく回った。
まさに今日みたいな、
梅雨の合間の晴れの日のように。
今朝、モノレールの窓から外を見ていて
行き先がそこじゃなければ
この景色をみた気持ちも違うのかな
って考えてた。
もし、家を出る前にこーちゃんの
いってらっしゃいがあったら、
もし、自分で洗濯物を干さないといけない
生活をしていたら、
もし、行く先に、尊敬する先輩
もしくは面白いパートさんがいたら、
もし、私の仕事を心待ちにしてくれる
人がいたら、って
もし、もし、もし
をいっぱい考えて歩いた。
そんな、もし、があれば
「よし!今日もがんばろ!」って
この空見ていい顔してたかな、と思ったのね。
わたしにとっての、そんなハレノヒは
いつくるのかしら。
じゃなくて、いつ掴めるのかしら、
というかなんというか。
それをまだ楽しみにできるくらいには
わたしは大丈夫だなと思った。
梅雨の合間の晴れの日。