いろんな まいにち.

わたしらしく、記録するだけ。

植物図鑑

有川浩の植物図鑑を読んで

実際に植物図鑑を買った人は

どのくらいいるんだろう。

 

 

読み終わったそばから、歩道の脇を見て歩くと

いろんな草花が生えている。

景色の一部だと、ただの緑なのに。

 

私にはなにひとつ名前がわからなかった。

植物図鑑買ってみようかな、、

なんて思ってしまう。

 

 

桜や、ハナミズキや、モクレンなんかが

蕾をつけたり、咲いたり、ちったりするのを

見て季節を感じるのと同じことで

 

いろんな草花の名前を知っていたら

もっと季節を細かく感じられるのかな。

外を歩くのが楽しくなるのかな。

 

 

あと、とっても素敵な

さやかとイツキのその後の生活を

想像できるかもしれない。

 

 

 

さやかは、街の子だったかもしれないけど

きっと素直で、

何事もまずはチャレンジ!って思うような

前向きな女の子だったんだと思う。

 

でないと、狩りを楽しめたりしない。

 

樹のように、新しい世界を見せてくれる人は

一緒にいて楽しいよね。

知らない世界を見るのはひとりより

ふたりが、絶対いいよね。

 

 

さやかと樹はふたりとも

かわいすぎず、かっこよすぎず、な

塩顔カップルだったと想像する。

 

 

そして、

2人が草花とともに季節を過ごしていくシーンは

あまりにも素敵だった。

だから樹が戻って来た時、

よかったぁ…って本当に思った。

 

 

そもそもあんなに躾のできた男の子を

拾うなんてこと、現実じゃありえないけど

 

この本を読んでいる私は現実にいて、

現実と同じようにこの本に接したから

甘いシーンではちゃんと胸キュンしたし、

切ないシーンは気が滅入るほどだった。

 

 

これが現実の話ではないということは

救いかもしれない。

 

 

ちなみに、私はこの本を読みながら

いつかこーちゃんと一緒に住むことを考えた。

 

 

さやかと樹のようにはなれないけど、

(だってここは現実だから)

一緒に暮らしていて楽しいなって

こーちゃんに思ってもらえたらいいな。

 

 

そのためにまたコツコツと料理をしよ。

 

 

と、思いました。

 

 

明日の仕事が終わったら

きっと一度は植物図鑑を探しに行こう。